しん随筆

Fラン大学卒の2年間の空白期間持ち豆腐メンタルがやる気出してます。

分かることばかりじゃない

 今回は武田砂鉄著『分かりやすさの罪』を書評する。

 「この本はこうだ!」と断定するのが憚られる題名と内容で、敢えて今回はそういう文体で「それならこういうこと思ってた」みたいなことを書く。 

 正直、この本の読後感はなんだかフワフワしてて、分かったような分からないような。何かこの本を読んで明確に何かを得たかと言われるとそうでもない。とにかく掴んだようで掴めない。そんな本だった。

 もしかするとこの本のこの感じは、僕たちが未知とか理解しがたいものに遭遇した時の感覚なのかもしれない。ただただ世間の分かりやすさを追求したような、はっきりさせたいような風潮に、揚げ足を取って文句を言っているだけではないかと言いたくなるような文章と受け取れてしまう一方で、今の世の中動画コンテンツとSNSの発達により、どこか単一的な画一的な言葉と触れ合う時間が多くなってしまった気がする。

 140文字という制限の中で書かれる啓発的な内容なんて毎回同じだし、人の目を引くようなサムネイルだって、どこかワンパターンさを感じてしまう。(自分のステレオタイプなものの見方はここでは棚上げしておく。)でも、そこの裏の部分を考えてみた時に、もっと複雑で違う意味にもとれる事象や文脈があるのではないか。なんてこの本に感化されたことで考えてしまう。知らんけど。

 意外とその分かりやすさを追求することっていうのは、自分もやりがちではあるが、生きづらさみたいな息苦しさみたいなものを生み出してる気もしてしまう。

 最近、友達と話していた時、「Aという側面もあるけど、Bっていう側面もある」みたいな話をしていた。友達は「それってBじゃん」みたいにすぐに、自分達が受け取りやすいように受け取るけど、Aという側面を自分は捨てたくないという感情がある。話が抽象的過ぎてわからないか。

 社会に出たら、答えなどないとか言われてきたけど、そもそも学生の頃すらも答えがあったのかも分からない。

 結局、本にインスパイアされて適当に、「そういえばこういうこと言いたいな」みたいに思い浮かんだことを書き殴ってみたけど、何が言いたいかははっきりしない。

 でも、一つ言えることは、分かりやすくシンプルに説明することは大事だけど、人の内面なんてもっと複雑でカオスで矛盾したものだと思う。そういう自己矛盾なんてたくさんあるんだから、結論を一回宙に浮かせておくことも必要なんじゃないだろうか。世の中分からないことだらけだしね。知らんけど。

【書評】『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン著

 今回はアンデシュ・ハンセン著「スマホ脳」を書評する。この本は、スウェーデン国内で60万部、日本だけでも40万部の発行部数を記録し、世界20カ国で翻訳された本である。

スマホ脳(新潮新書)

 僕は、全世界のスマートフォン利用者はこの本を読むべきだと思う。

 スマートフォンに時間を奪われている現代人が、足を一回止めて、現代のスマホに支配された生活を見直すきっかけになるそういう本だからだ。

 今まで言われてきたスマホによる悪影響を研究結果を用いて網羅的に分かりやすく説明してくれている本であるから、決して目新しいことばかりではない。

 

 SNSの「いいね」は私たちの脳内報酬系を刺激し、SNSに依存するように設計されている。

 マルチタスクをするとドーパミンが出て効率よく作業できた気がしてしまうが、実際には集中力は下がっている。

 グーグルが質問の答えを教えてくれるから人間の記憶力はだんだん下がる。

 現代人の睡眠時間は減っていく一方で、スマホによって睡眠効率は悪くする。

 スマホは私たちの心身、そして生活を確実に蝕んでいっている。

 だから、私たちはスマホをちょうどよく離して生活したほうがいい。

 

 私たちはスマホに時間を浪費している時にはスマホの悪影響を考えないだろう。だから、時間を奪うように設計されているSNSや動画サイトに時間を溶かし続けている。かくいう僕もそのような人間の一人だ。

 スマートフォンが僕たちに与えてくれた恩恵を考えた時、この本を読んだからといって、明日からスマホのない生活ができるかと言われると、それは100%無理な話である。

 しかしながら、この先の自分の生活、また自分の子供たちの代に良い影響を残すためには、ちょうどアナログとデジタルの過渡期である僕たちが、今やらなければいけないことなのかもしれない。

 スマホに時間を溶かしてしまう僕たちの生活を見直すための材料を与えてくれる。そんな本である。

 この本によると人間をはじめとする生物は、生き残るために進化を続けてきた。いや環境に適応した進化を達成した生物が生き残ってきた。人間の体は約20万年の間に蓄積された生きるための「知恵」である。

 命の危機に晒されていない、種の存続がかかっていない現代の生活で、僕たちの脳みそがスマホに対応した進化をするとは考えにくい。科学の急な発展により人為的に進化させられる場合を除いては、少なくとも僕たち世代ではほぼ不可能だろう。

 だからこそ、私たちは現在持っている脳をはじめとする有限な時間と身体機能の中で、最適化できる方法を考えていく必要があるではないだろうか。

論理的な文章を書くために

 論理的でない文章というのは読みづらく、書いていても嫌になる。

 「俺、何について書きたいだっけ。」

 そう思ったのは一度や二度ではないはず。それでは論理的な文章というのはどうやって書けばいいのだろうか。

 

 今日の参考図書は、古賀史健氏著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』だ。「文章を書く上で、教科書のように何度も読みたい」と思うほど、文章を書く上での悩みを全て解決してくれるような本だった。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社 e-SHINSHO)

 

 早速本題だが、論理的文章を書くためのコツは接続詞を意識することだ。

 つまり、「そして」「しかし」「だから」「なぜなら」などの接続詞で文と文を繋いでみる。それぞれの文が違和感なく繋がっているようだったら、それらの論理上の構造に問題はない。

 例文として次の文を出してみよう。

 

 私は、オリンピックの開催に反対だ。政府は日本のコロナウィルスへの対応は海外に比べて遅れているということをもっと認識しなければならない。

 

 

 この文章だとどうだろうか。「なぜなら」と自分の主張の理由を明示している訳ではないし、「しかし」と逆説を展開している訳ではない、「そして」で意見を追加している訳ではないし、「つまり」と意見を要約している訳ではない。それぞれの文が論理的な関係になっていない。

 例えば、次のように書き加えたら、どうだろうか。

 

 私は、オリンピックの開催に反対だ。(なぜなら)国内でワクチン接種率や病床逼迫率の改善がなされていないのに、オリンピックを優先して医療体制を確保するというのは筋が通らないと考えているからだ。(例えば)イスラエルでは人口の約60%、イギリスで約50%というワクチン接種率に対して、日本は約1%。(つまり)日本のワクチン供給が遅れているのは明らかだ。

 (したがって)コロナウィルスへの対応が遅れいている、日本がオリンピックを開いて医療体制をオリンピックに集中させるのは無理であると考えている。(そして)政府は日本のコロナウィルスへの対応は海外に比べて遅れているということをもっと認識しなければならない。

 

 かなり書き足してしまったものの、主張に対して、理由->例示->言換->順接->添加、という論理展開になっていて、読んでいて主張の理由が伝わりやすい文章になる。

 このように接続詞を意識して論理を積み上げ、説明が足らないと感じた時には説明を書き足していけば、今までのような支離滅裂な文章は回避できるのではないだろうか。

 今回は、論理的な文章の書き方をまとめてみた。ぜひ皆さんの文章ライフに役立てほしい。

コミュ障でも会話力を上げたい! 読書感想文『すごい「会話力」(講談社・齋藤孝)』No.2

 前回は相手と情を通い合わせるような会話がどうやら齋藤氏のいう会話力であると書きました。じゃあ、どうしたらいいの?ここが一番皆さん気になるところでしょう。この本、結構色々なことが書かれていて、なかなかまとめて伝えるのは大変でしたので、明日からできそうなことを何点か紹介させていただきます。

 齋藤氏は、会話の大事な三要素として、「場を温めること」、「感じがいいこと」、「メンタルがいい状態であること」を挙げています。そのためにはリラックスして相手との会話をするためにセットされた状態、「オープンマインド・オープンバディ」が必要だと述べられています。

 詳しい説明は本を読んでいただけたらなと思うんで割愛させていただきますが、それらの要素を意識して紹介されたであろうエピソードが書かれていましたので引用させていただきます。齋藤氏が大学の授業の中でジョークを言うものの、学生が笑わなかった時に言われたという言葉です。

 

「君たちが私のジョークを面白いと思うか思わないかなんてどっちでもいい問題なんだ。問題はそこじゃない。私は場を和ませようとしてジョークを言った。それを真面目に聞いてどうする?ここでは大きめに笑うことが必要なんだ。」

 

 実はこの部分が本書の中で一番大事な部分なのではないかなと思います。

 ジョークそのものには場を温めようという意図も含まれているでしょうし、それによって感じの良さを出すことができます。そのジョークに対して、「いや面白くないよ」と直接言うことはしないでしょうけど、態度で出てしまっていたらどうでしょうか。いやまあ、実際に面白くないこともあるでしょうけど、みんながみんな基準を超えたユーモアを持っているとは限りません。そこでユーモアの基準を下げて、ゲラになっておいた方が、相手は気持ち良くなるし気持ちを通い合わせられるのではないでしょうか。

 ユーモアやウィットというのは一朝一夕で身につかないと思います。話題作りに関しても、齋藤氏は古典を読め、活字を読めというように述べていますが、活字はまだしも古典となると「ちょっとねえ」という人も多いと思います。また、マインドフルネスに関しても理解が浅い自分がどうこう言うというのはちょっと誤解を生んでしまうと思うので、もう少し勉強してから、、、なんて思いますが。この話を聞く時の場を温めようとする態度というのは明日からでもできそうです。

 他のポイントとして、体を相手に向けてリラックスすることやリアクションを大きく取ることも効果的と述べています。

 自分が楽しむことはもちろんですが、ある意味相手に自分の興味や楽しんでいるという反応を表現することというのが人との会話が苦手な人にとっては一番シンプルで大事なことなのかなと感じました。

 本日はここら辺で失礼します。

 

Laravelの仕組み理解〜ビューコンポーザーとサービスプロバイダー〜【Laravel8勉強記No.4】

 Laravelの勉強が順調とか言った瞬間行き詰まるという見事な伏線の回収っぷり。

 という訳で、理解できなかったところをまとめていく。

 

 今回詰まったのは、サービスプロバイダとビューコンポーザーについて。

 ビューコンポーザーとは、折角フレームワークを使って楽に表面を作れるようになったのに、生のPHPを書いたらフレームワークの意味ないじゃん。じゃあ、別に用意する場所を作ったらいいじゃんという感じで作られた機能。ビューをレンダリングすると、自動で処理を実行され、テンプレートに変数として渡すことができる。

 でも、それの変数をテンプレート渡すにも導火線が必要だから、コントローラに組み込まなければいけない。という訳でそれを組み込むのがサービスプロバイダー。という感じでしょうか。。。

 

 イメージは掴めても、なんかいまいちピンとこない。。。 

 フレームワークって効率的に開発できるために作られているから、めちゃめちゃシステマティックで便利っぽそうなのは分かるんですけど、反面、一箇所理解できなかったら、ほんましんどいっすわ。。。

 と思ったら、現状サービスプロバイダは理解するの難しいから、完璧に理解するのは後でいいよと書いてあるので、今回はここら辺で次に進もうと思います。

 いや、その理解はちがいまっせと教えてくださる方いらっしゃいましたら、コメント残していただけたら、嬉しいです。

Laravelの仕組み理解〜コントローラーとMVC〜【Laravel8勉強記No.3】

 前回はルーティングのパラメータについて書いてみたが、今回はコントローラについてまとめてみる。

 前回までは、ルーティングした後に直接関数やテキストを返り値にすることで、ブラウザにそれらを表示してきたが、実際にはそのアドレスにアクセスすると様々な処理が実行される。その実行される処理を用意しているのがコントローラである。

 このコントローラの前に、LaravelのMVCという構造を理解することが必要になってくる。

 MVC(Model, View, Controller)というのはそれぞれ機能を表し、データベース関係の処理をまとめているModel、画面表示を担当しているView、そしてアクロスした際にそれぞれの昨日に処理を割り振るのがコントローラになる。

 ModelやViewは特定の機能に特化しているため不要であればなくても問題ないが、コントローラは処理全体の制御を担当するため、ないと処理を実行できない。

 

$ php arias make:controller 〇〇◯(コントローラー名)

 

のコマンドを打つとapp/http/Controllers内、先ほどコマンドで打ったコントローラー名のファイルがでてくる。

 中を見てみると、名前空間と、外部パッケージをしようするためのuse文、またControllerを拡張したコントローラー名のクラスが作られている。

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 クラスについては、理解が追いついていないのでまたおいおい勉強しなければいけないし、ところどころあやふやだと思ったら、「あ、こいつ理解してねえなと」思ってください。。。

 

 ここでクラス内にメソッドを追加して、ルーティングファイルに「クラス名@メソッド名」の形で書くと、、、エラーになる。本で書いてある通り書いたのに。。。

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 ここが一つの目のLaravel8における変更点らしく、ルーティングによるコントローラの書き方が旧バージョンから変わったらしい。

 解決方法は二つ(他にもあるのかもしれないけど、調べて出てきた簡単なやつがこの二つなのでお許しを)。

 一つ目は、完全な名前空間を使用する。

 二つ目は、アクション構文を使う。

 一つ目は、簡単でコントローラファイルにある名前空間をクラス名の前に書けばいい。

 「名前空間\クラス名@メソッド」という形になる。

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 二つ目のアクション構文は、use文でコントローラーのファイルのあるディレクトリを指定して、ルーティングの部分で[クラス名::class, メソッド名]と書く方法らしい。

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 どちらの方法も問題なくエラーが解決できたので今日はここら辺で失礼。

Laravelの仕組み理解〜ルーティングとパラメータ〜【Laravel8勉強記No.2】

前回はview関数を使ってホーム画面を写すことで、ルーティングの構造を簡単に見てみた。今回は、返り値のところを関数ではなく、適当な文章にした場合は、その文章が画面に反映されるというところからやってみる。

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前回のコードはこんな感じ。


返り値ところをテキストにしたら、ホーム画面にはそのように表示される。

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今度はルーティングで指定したアドレスの後に/{〇〇}とパラメーターを書き、第二引数の関数に引数を渡す。そうすると、アドレスのパラメーターのところに入った値が関数の引数として代入される。

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アドレス欄で{name}の部分に値を入れると、functionの引数にその値が代入される。


パラメータの末尾に?をつけるとパラメータに値を入れることが任意になる。また関数ないの引数でパラメータが渡されなかった時に入る値を指定することができる。

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